日本酒ビギナー・おひとりさま女子大歓迎の[おさけcafe petit*petit]にいってみた!
- 2017/10/30(月)
- PR京都・グルメ
みなさま、こんにちは。外食のときは、お酒の種類が豊富な店を選ぶようにしているLeafスタッフです。というのも、今まではビールやハイボールを好んで飲んでいたのですが、周りの影響もあり、最近では日本酒や焼酎にも手を伸ばし始めたのが発端です。
京都市においても、「最初の乾杯を日本酒で行おう!」と普及活動に力を入れているせいもあってか、京都の酒蔵の日本酒の出荷量が増加しているそうです。少なくとも京都では日本酒が再燃しているようですね。オーダーする時は、特に自分の好みも掴めていないので、決まって「本日のおすすめ」を頼んでしまいがち。
せっかくなら日本酒の知識を深めて、せめて銘柄の特徴くらいは人に話せるようになりたいと思っていると、そんな悩みをウェルカムで受け入れてくれる店があるとのこと。それならばぜひお伺いしよう!ということで、日本酒初心者LeafスタッフA&Yコンビが噂の店[おさけcafe petit*petit]へ行ってきました!
阪急河原町駅から徒歩約10分
1階奥に隠れ家的お店を発見!
早速、カウンターへ。
10席ほどのカウンター
2017年1月にオープンしたこちらは、女性も気軽に安心して日本酒が楽しめる店をと、異業種から飲食の道へ転身したオーナー・清水さんが切り盛りするアットホームな一軒です。
オーナーの清水流美さんがお出迎え
腰を下ろし、一度さらっとメニュー表を見てみることに。
京都、滋賀、茨城、栃木、長野、岐阜など選りすぐりの日本酒が清水さんのコメントつきで紹介されています。店先で銘柄だけを見て、なんとなく注文した後、実際に飲んでみると「あ、好みじゃないかも…」なんていう経験をしてきた清水さんが「自分にマッチする一杯に出合ってほしい」との思いでコメント付きにしたのだとか。
確かにこちらのコメント、わかりやすくて本当にありがたい
コメントを参考に日本酒を選んでみよう!と思ったのも束の間。 「純米」「吟醸」ってなんだろう?よく目にするけれど、どんな違いがあるのかさっぱり。
見てください、我々のこのハテナ状態の表情。。
日本酒の入門編として、これは聞いておかねば!ということで清水さんに教えていただくことに。
しっかりとレクチャーしていただいています
そもそも日本酒には、純米タイプと本醸造タイプがあるそうで・・・
純米酒:米・米こうじ・水だけで造られたもの
本醸造酒:米・米こうじ・水に醸造アルコール(品質安定などの為に添加)を加えて造られたもの
日本酒初心者のA&Yからすると、添加物が入っていない純米酒の方が美味しいのでは?と思いましたが、そんなことは無いらしく、醸造酒を好む人もたくさんいるそうです。
では吟醸とは何なのでしょうか。
吟醸:お米の表面を40%以上削り、低温で時間をかけて発酵させたもの
お米は中心にいくほど甘みのあるでんぷん質が多く、40%以上削ったものが吟醸、50%以上削ったものが大吟醸と呼べるそうです。削り歩合が高いほど、高級品というわけです。
これらを図にしたものがこちら
メニュー表に挟んであるのでビギナーさんはこちらもチェックしてみてくださいね。
全席カウンターでどの席に座っても清水さんとの距離が近いので、わからないことがあればすぐに聞くことができるのもこちらの魅力です。知りたいことが多すぎて、「わからないことがあれば何でも聞いてください」というお言葉に甘えて、ずっと話してしまいそう…
製造工程の違いを教わった後、清水さんがおすすめする3種飲み比べセット(45ml/杯)の中から、スタンダードセット(甘・旨・辛)1000円と、日本酒女子的セット1000円をいただくことにしました。3種は清水さんが選んでくれます。
まずは、スタンダードセット
はじめはカラの状態で出てきます
清水さんが一本ずつ注いでくれます
ひとつずつ説明する清水さん
揃いました!
右から
甘:三連星(さんれんせい)
純米吟醸酒/美冨久酒造/滋賀・甲賀 滋賀県産山田錦
美冨久酒造さんではフルーティーな日本酒を多く製造しているそうです。
▼Leafスタッフのコメント
甘く、まろやかで飲みやすい!滑らかな口当たりでフルーティーな味わいです。
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旨:坤滴(こんてき) 特別純米酒/東山酒造/京都・伏見
滋賀県産山田錦
こちらはお米の美味しいところだけを抽出。
▼Leafスタッフのコメント
お米の旨みがダイレクトに伝わります。雑味がなくスーッと喉を通りました。
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辛:大那(だいな) 特別純米酒/菊の里酒造/
栃木・大田原 那須産五百万石
▼Leafスタッフのコメント
超辛口なだけありキレッキレ。ひと口入れると少し喉が熱くなるような感じ。旨みしっかり。
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美味しく飲むために、飲む順番をおすすめしてくれます。
先ほど知識を身につけたばかりですが、甘みや口当たりなど、以前よりも違いがわかるような気がします。
次が待ち遠しいらしい(笑)
続いて、、
日本酒女子的セット
黄色の日本酒が気になって仕方ない…
右から
甘:Sensation 白
特別純米酒/笑四季酒造/滋賀・甲賀
滋賀県産米
▼Leafスタッフのコメント
繊細で奥深い甘みが特徴。口当たりも柔らかく、クイっと一気に飲めそうなほど爽やかな印象です。
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中:NANZAN ひやおろし
純米酒/城陽酒造/京都・城陽
京都府産・祝
京都の陶芸家・伊藤南山先生の名前からつけられたこちらは、店頭販売している酒屋が3店舗しかないらしく、出荷数は1000本に満たない貴重なお酒だそうです。今のうちに味わっておくべし。
▼Leafスタッフのコメント
ほんのり伝わる甘みながらスッキリとして飲みやすい。 一升瓶の可愛さにも惚れました。
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辛:大那 柚子(だいな ゆずこ)
特別純米酒/菊の里酒造/栃木・大田原
那須産五百万石
▼Leafスタッフのコメント
飲む前から柚子の香りが強い。これは女子が好きそうな味だ!と太鼓判。
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こちらもおすすめの順番で
乾杯♪
ご満悦その1
飲み比べセットにはプチおつまみ2種がつきます。この日はドライトマト、セロリのピクルス、宮城県の郷土料理・まだか漬けでした。お酒がとっても進みます。
ご満悦その2
ご満悦その3
この可愛いネコたちは無料貸し出しのネコキッド
こんな風にフォトジェニックなひとり遊びができちゃいます
ちなみにLeafスタッフAのお気に入りは、NANZAN!
「上品で飲みやすいし、プチおつまみと一番好相性だから」だそうです
LeafスタッフYのお気に入りは、坤滴。
「まるで水を飲んでいるかのような自然な口当たりに感動したから」です
三者三様ですね。好みは人それぞれということを改めて実感しました。こちらにお伺いする前は、日本酒は好きだけれど銘柄の特徴がわからない、純米・吟醸の意味すら知らないなど日本酒ビギナーなLeafスタッフでした。
ですが、今回の取材で、“日本酒の銘柄一本ずつをちゃんと知ろう”ということ、“少しでも知識を深めれば日本酒の見方が変わる”こと、そして“違いがわかれば楽しみの幅が広がる”ということを実感しました。
日本酒がもっと楽しめるようにと毎月第4月曜には、占い師さんがこちらで占ってくれる「酒×占 Night」(1ドリンク+1占い2000円)を開催しているそうで、これが大人気なのだとか。
さらに今後は、付き合いの長い酒造とコラボして、セミナーなども開ければ…と、どんどんパワーアップする[おさけcafe petit*petit]。
何よりも日本酒の楽しみ方を教えてくれた清水さんに、またもう一度お話をお伺いしに通いたくなるような温かい酒場です。
こじんまりした空間が落ち着きます
月刊誌Leaf2016年2月号(2015年12月25日発売号)「京都・滋賀おいしいごはんときになる日本酒」でも“これだけは知っておきたい日本酒の基本”などをご紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
■おさけcafe petit*petit
Tel. 080-1508-4448
京都市中京区御幸町通蛸薬師上ル西側伽羅ビル1階奥
18:00〜23:00(LO)
日曜、祝日休
おさけcafe petit*petit 公式Facebook>>
※こちらの記事は、「おさけcafe petit*petit」のスポンサーのもと、公開しております。