家族やカップルのおでかけにぴったり♪「ヤンマーミュージアム」でディーゼルエンジンを体感してみた!

みなさん、こんにちは。不安定な天気が続くと、以前は「ヤン坊マー坊天気予報」を見て天気予報チェックに抜かりがなかったWebLeafスタッフです。

そんな「ヤン坊マー坊天気予報」で知られる『ヤンマー』の体験型ミュージアムが滋賀県長浜市にあることをご存知ですか?根っからのヤン坊マー坊ファンということもあって、2012年にヤンマーが創業100周年を迎えたことを記念し、2013年につくられたこちらにお伺いさせていただきました!

京都市内から、名神高速に乗って約1時間半。滋賀県の北東部にある長浜市は、羽柴秀吉が建立した長浜城の城下町として栄えた町。ヤンマーの本社は大阪なのにこの場所にどんな縁が?と思いつつ、ナビの指す方へ進むと、モダンな建物を発見! 町並みに馴染む「ヤンマーミュージアム」が見えてきました。

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ヤンマーミュージアムに到着♪
入口には、ヤン坊マー坊の石像のベンチもあり、
写真スポットのひとつでもあります

なんともモダンな佇まいのこちらは、2016年度にグッドデザイン賞も受賞。ヤンマーが展開する漁業、農業、建築・エネルギーの3つの事業領域「海洋」「大地」「都市」を、「水盤」「緑の大屋根」「来館者の賑わい」の3要素で表現し、長浜の街の情景にも馴染む建物となっています。

 

それでは早速ミュージアムに入ってみましょう!

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内観のコンクリート壁は、長浜市の町並みの特徴である木造舟の廃材の舟板を再利用した「船板塀」を表現したエントランスとなっています。

その正面には、世界初のディーゼルエンジンのレプリカがドドーーンッと飾られていました。

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ヤンマーに寄贈されて間もなく複製されたディーゼルエンジン

こちらは、ルドルフ・ディーゼル博士によって開発され、1899(明治32)年にドイツのMAN社より実用製品化された世界最古のディーゼルエンジンの複製。WebLeafスタッフは農業や漁業用の機械がヤンマーの主力商品だと思っていたですが、その始まりは「エンジン」なんだそう。このディーゼルエンジンと創業者山岡氏との出合いが、ヤンマーの発展につながっていると言っても過言ではありません。

その出合いは、エントランスホールにある創業者の「山岡孫吉記念室」に記されていました。

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入口には孫吉直筆の創業者の座右の銘というべき
「美しい世界は感謝の心から」が飾られている

創業者である山岡孫吉の生誕の地は、ここ、滋賀県長浜市。(だから、本社のある大阪ではなくここにミュージアムができたのですね!)

貧しい農家にて、10人兄弟の6人目として生まれた孫吉。15歳でアメリカ移民を志すも叶わず、16歳で大阪にて様々な仕事を経験。その中で出合ったガス工事の仕事でガス発動機(エンジン)の据付・修理技術を身につけ、1907(明治10)年、19歳の時に山岡瓦斯(がす)商会を開業し、ガス管やガス器具販売、ガス発動機の修理などを請け負うように。24歳で山岡発動機工作所を設立後、第一次世界大戦でガスエンジンの需要が増大した頃には、"発動機の山岡"と全国でも有名になりました。その後、1920(大正9)年、孫吉30歳の時に、農業用石油エンジンを開発。商標を、豊作の象徴であるトンボの中でも王様に当たる「ヤンマトンボ(オニヤンマなどの総称)」から、"ヤンマー"と命名しました。

転機は、44歳でドイツで出合った「ディーゼルエンジン」。農家の人々の厳しい仕事を見て育った孫吉は、農業の機械化により農家の人々の仕事を少しでも楽にしたいと考えていました。そこで出合ったディーゼルエンジンは、石油エンジンに比べ安全性に優れ、少ない燃料で動くので、燃料不足であった当時の日本にはぴったり。帰国後、何度も試作、失敗を繰り返しながらも、1933(昭和8)年に、世界で初めて小型ディーゼルエンジンの開発に成功。それを機に、ヤンマーは発展し、ドイツ発明協会からディーゼル金賞牌を受けるなど、ドイツと日本、ディーゼルエンジンとをつなぐ生涯を過ごすのです。

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山岡孫吉が開発した
世界初の小型模型水冷ディーゼルエンジン

ヤンマーの創業者・山岡孫吉の歴史を充分に知ったところで、そのディーゼルエンジンがどのように私たちの生活に息づいて、生活を変化させたのかを見ていこうと思います!

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ヤン坊マー坊に見守られながら、展示エリアへ

まずは、ディーゼルエンジンの仕組みやパワーをエンジンシアターを通して体感します。

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エンジンシアターは、なんと横幅約13m!

まるでエンジンの中に入ったかのような体験ができるシアター。ドクンドクンという迫力ある音と共にエンジンが動き出す様子から、このミュージアムへの期待が高まります。

それでは、ゾーンに沿ってミュージアムの魅力を探っていきましょう!

 

1. 農業ゾーン

創業者・孫吉は、農家で生まれ育ったこともあり、使いやすい小型エンジンを作り、農業の機械化により農家の人々の仕事を少しでも楽にしたいという思いを持っていました。それを象徴するように、まずは石油エンジンを使った動力もみすり機、動力精米機、動力ポンプなどを次々と開発。その後、ディーゼルエンジンの小型化を成功させ、農業をより便利により楽にできる機械を開発していきます。

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牛耕式から、歩行型機械、
そして乗用型機械へ進化する農業用機械

そして、こちらが、農業はツラい、カッコ悪いというイメージを払拭させる最新型の農業用トラクター! デザインを手掛けたのは、工業デザイナーでありカーデザイナーの奥山清行氏。フェラーリのデザインも手掛けたという彼による新型は、まるでヒーローロボットのように今にも動き出しそうな佇まい。

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ヤンマーのアグリウェアに着替えさせてもらってパチリ♪

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試乗できるということで、実際に乗ってみました。クッション性の効いたシート、空調や音響もしっかり整備された室内...最新モデルは快適空間が広がり、まずその高機能に驚き! 操作が簡単にでき、誰もが使いやすい機械になっているのも農業をはじめる人にとってはありがたいですね!

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田植機は手作業より断然楽ちんに。これによって腰が曲がった人も少なくなったとか!?

 

2.まちづくりゾーン

まちづくりでもヤンマーのショベルカーが大活躍。狭い道が多い日本では、このような機械の小型化が重要となりました。こちらでは、小回りが得意な最新型のミニショベルを操作させてもらうことに。

指導していただいたのは、ヤンマーのOBさん。こちらのミュージアムでは、以前ヤンマーで働いていたという方々が、会社へ恩返しをしたいという想いから、ボランティアスタッフとして働いているそう。なかには、創業者に頭をなでてもらったり、ヤンマートラクターの初号機の生産に関わったという方もいらっしゃるのだとか!

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OBさんに指導していただきながら恐る恐る体験

▼そんな体験の様子がこちら

丁寧に指導していただいたおかげで、最後には、ひとりでも簡単な操作ができるように。機械好きなお子さんだったら大興奮の体験ですね〜。

 

3.ものづくりコーナー

続いて、学びゾーンから、ちょっとひと息つける、ものづくりコーナーへ。こちらでは、天気予報でもお馴染みのキャラクター・ヤン坊マー坊の缶バッチを来館記念に作ることができます。

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指導してもらいながら完成したのは...

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夏限定の缶バッチ!

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その他にも通常バージョンから、
雨の日や、夏休み限定などの缶バッチも

ヤンマーミュージアムに行かないとゲットできない限定の缶バッチ。ヤン坊マー坊好きのWebLeafスタッフにとっては最高のお土産です♪

 

4.海洋ゾーン

ものづくりゾーンの隣には、海洋ゾーンがお待ちかね。船のエンジンにもヤンマーのディーゼルエンジンが使用されています。展示コーナーの中心には33フィート(約10m)もある大きな船が登場。ゲーム感覚で船の操作も体験させていただきました。

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2Fから見るとその大きさがわかりますね!

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船長になった気、満々での体験。OBさんに指導してもらったからまっすぐ進めましたが、ひとりだと、、、座礁してしまいそうでした。

また、こちらには、50年間動いていたという貴重なエンジンの展示も。

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手入れをしながら、大切に使い続けられてきたこちらのエンジンは、石巻の大丸漁業さんから寄贈されたもの。2011年の東日本大震災の朝まで動いていたというこちらは、「いつか動かなくなったらヤンマーに寄贈するんだ」と話していた先代社長の意思を継いで、こちらに届いたのだそう。大切にメンテナンスをして使い続ければ、50年間も現役で動き続けるんですね。持ち主だった社長さんの想いと、このエンジンの丈夫さを感じることができるものでした。

 

5.エネルギーゾーン

これまでは、機械の中にある"エンジン"を学んできましたが、ヤンマーのエンジンは、街の中のエネルギーにも変換されて活用されているのだそう。例えば、ガスエンジンを使用したガスヒートポンプサイクルを活用した冷房・暖房、学校・病院・ホテル・ビル・地下街などの非常用電源などの非常用発電システムなどにもヤンマーのエンジンが活用された製品があります。知らず知らず、日常の中でも、ヤンマーのエンジンが活きているんですね!

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ヒートポンプの仕組みを体感

 

6.研究開発ゾーン

最後に1Fの展示コーナーで訪れた研究開発ゾーンでは、研究開発などで使用される本物のシミュレーターを操作する体験ができます。先ほどまちづくりゾーンで体験したミニショベルの操作を思い出しながら実践!土砂の上を移動する揺れや、転倒の衝撃など、実際の操作と同じような体験ができます。

▼操作のおさらい後、実践してみた様子がこちら!

体験を通して、ヤンマーのディーゼルエンジンの仕組みや、それを活用した製品を体感することができた1Fの展示コーナー。農業用の機械自体を作っているとばかり思っていたヤンマーですが、その事業領域の広さに感嘆。目に見える機械だけでなく、日々の生活を支えるエネルギーまでも作ってくれているのですね!

 

7.歴史と未来を考えるギャラリー

続いて進んだのは往年の名エンジンを観覧できるギャラリーやゆったり休憩ができるエンジンサロン、ワークショップスペースやテラスがある2F。

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歴代モデルがずらりと並ぶギャラリー

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なんと今から50年前には「ポニー」と名付けられた軽自動車の製造・販売もヤンマーでは行っていたのだとか。もちろん、使用されていたのは小型空冷ディーゼルエンジン。

光が射し込む方に進むと、テラスエリアには長浜の自然の生態系を身近に感じられるビオトープが。琵琶湖の海岸で多く見られる植物が育つ様子は、長浜の町を表現するこのミュージアムらしい一面です。メダカをはじめ、植物なども実際にこの周辺で育つものを集めてきたのだそう。

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天気がいい日はここでゆったり過ごすのも良さそう

その隣には、なんと足湯が!電気と熱エネルギーを同時に生み出す技術のコージェネレーションを活用し、発電した時に発生する排熱を利用して温水にした足湯が用意されています。

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足湯でホッとひと息

受付で購入できるヤン坊マー坊タオル(200円)もこちらで大活躍♪

そして、階段を登っていくと、長浜の町並みが一望できる展望台も! 創業者の山岡孫吉は、生誕の地・滋賀県長浜市を大切にし、この町にヤンマーの工場も作り雇用を創出していました。そんな愛すべき場所が一望でき、きっと喜んでいることでしょう!

 

この日の最後には、ミュージアムカフェ・ショップへ。

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1Fの入口横に位置するミュージアムカフェ・ショップ

ヤン坊マー坊グッズはもちろん、ここでしか買えないトラクターのミニチュア、スポンサーでもあるセレッソ大阪のグッズ、長浜市黒壁のガラス製品など、お土産にぴったりのグッズが多数揃います。見どころ満載で遊び疲れた後には、カフェでゆったり過ごすのもオススメです。

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情報盛りだくさんでご紹介した「ヤンマーミュージアム」。創業者・山岡孫吉の生誕の地であるこの滋賀県長浜の町を愛し、ここに貢献したい、そしてディーゼルエンジンで人々の生活や仕事を豊かにしたいという彼の想いを学ぶことができました。

「人生は、運・不運に左右されることも大きかろうが、それでも誠実さと、感謝の心を失わないで努力していれば、よき協力者を得て道も開け、人からも感謝されて、美しい世界が自ずから開けてくるのではないだろうか」。山岡孫吉の座右の銘である『美しき世界は感謝の心から』の言葉をひしひしと感じ、たくさんの体験にお腹いっぱいな様子を早くみんなに伝えたい!と思いながら帰路につくWebLeafスタッフなのでした。

これから始まる夏休みにぴったりのスポット「ヤンマーミュージアム」は、WebLeafを見た!というと、2017年9月30日(土)まで入館料が割引きになるのだとか!ぜひみなさんも、家族や友だち、カップルで、ヤンマーミュージアムで楽しいひとときを過してみてくださいね。

 

■ ヤンマーミュージアム

Tel 0749-62-8887

住所 滋賀県長浜市三和町6-50
電車・バスの場合:JR長浜駅から徒歩約10分
車の場合:北陸自動車道長浜ICより車で約10分
※土・日曜、祝日のみ、JR長浜駅からシャトルバス運行。運行日の詳細は公式サイトにて確認を。

入場料 大人600円、中・小学生300円、未就学児無料
駐車場 有

ヤンマーミュージアム公式サイトはこちら>>

 

※こちらの記事は、「ヤンマーミュージアム」のスポンサーのもと、公開しております。

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