京都駅から乗り換え無しの直行高速バス「天橋立・伊根ライナー」で海の京都を楽しんでみた!【後編】
みなさん、こんにちは。前回に引き続き、春のおでかけシーズンにおすすめの京都駅から乗り換え無しの直行高速バス「天橋立・伊根ライナー」に乗って京都北部を散策中のWebLeafスタッフです。
さて、前回に引き続き、2017年4月15日(土)から5月31日(水)まで京都の北部、天橋立や伊根の舟屋まで乗り換えなしの高速バス「天橋立・伊根ライナー」の試行が開始したと聞きつけて、早速利用してみました!
往復のバスの時刻表、料金表はこんな感じ。8:10にバスに乗れば、10:10には天橋立、11:00には伊根に到着します!
※京都駅、高速長岡京は乗車専用バス停、天橋立駅〜伊根は降車専用バス停
※伊根〜天橋立駅は乗車専用バス停、高速長岡京、京都駅は降車専用バス停
さぁ、「天橋立・伊根ライナー」に乗って京都北部へ出発!
運営は、京都北部には無くてはならない存在の丹後海陸交通株式会社。
愛称は「Tankai(たんかい)」
シートは足もゆったり伸ばせ広々としています
絶景とともに 京都北部を堪能!
日本三景の天橋立、まるで映画の舞台のような舟屋が並ぶ伊根。見どころは満載です!どこに行こうか迷ってしまうので、この2停留所近くで楽しめるLeaf的おすすめスポット・アクティビティを前編・後編に分けてご紹介します!
【紹介トピックス】
1. "まる得お食事クーポン"でお得に天橋立名物・あさり丼を(前編ご紹介)
3. "体験するよさの"シルク100%の手作り体験でミサンガ作り(前編ご紹介)
4. 隅から隅まで堪能!舟屋ガイドとめぐるまるごと伊根体験
後編の今回は、伊根町の魅力を堪能した様子をご紹介。伊根には、「天橋立・伊根ライナー」に乗ると11時頃に到着します。
目の前には舟屋と穏やかな海の伊根浦の景色が広がります。この景色を見ているだけでも癒やしの時間を過ごせるのですが、どんな町なのか、もっと知りたい!と思い、『舟屋ガイドとめぐるまるごと伊根体験』に申し込んでみました。
穏やかな海が広がる伊根
待ち合わせの時間に向かったのは伊根浦公園。まずは若狭湾に面した伊根浦の海や舟屋を眺めながら、ガイドさんに伊根町の歴史を教えていただきました。
お話を聞きながらも...
こんな遠くから見てもわかるくらい澄んだ海に感動しっぱなしです
伊根湾沿いの集落は、日出、平田、亀島の3集落で成り立っています
この公園の前に見える青島のおかげで、穏やかな内海の景色が広がっており、いわば防波堤のような役目を果たしています。伊根浦は、漁業で栄えた町。日本三大ぶり漁場でも知られるほど活気のあるブリ漁をはじめ、昭和35年までは暖流に乗ってくじらがこの湾に迷い込むことも。豊かな漁村として今もなお活気ある町となっています。大漁の際には、伊根祭で豪華な船屋台が巡航するのだとか。
では、町中を散策しながら、伊根町の代名詞「舟屋」について教えてもらうことに。
舟屋とは、1階部分が舟のガレージ、2階が住居となっている建物。350世帯あるこの町には、約230もの舟屋が現存。舟屋と、主屋、蔵がの三軒が道路を隔てて一列に並んで、いち家庭を形成する形となっています。今では、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、その町並みは大切に守られています。
白壁が印象的な蔵
家と家の間には細い小道が続きます
普段実際に現役で使われている舟屋も、こちらのまるごと体験だと中の様子も見せていただくことができます。
舟屋は海水にも強い椎の木で作られているそう
夏になると地元の子どもたちは
舟屋の1階で海水浴をして泳ぎの練習をするのだとか
この体験では、伊根町唯一の酒蔵「向井酒造」さんにも立ち寄ることができます。江戸時代の宝歴4年に創業した「向井酒造」。伊根の豊かな海の幸と大地の糧は、"食ありての酒"を目指すこちらの酒造りの指針になっているのだとか。町並みに溶け込んだ、ゆったりとした風情感じる酒蔵となっています。
女性の杜氏さんが作る優しい味わいのお酒として、京都市内の居酒屋などでも口にすることがあったので、今回思わず訪れることができ、とても嬉しかったです。
「向井酒造」さんのお酒を試飲することも可能
こちらの代名詞と呼んでも過言でない
大人気の銘柄『伊根満開』
日本酒なのにワインのロゼのような色合いは、赤米(古代米)を原料とするから。 甘酸っぱい味わいで、女性でも飲みやすい、むしろ飲み過ぎ注意な『伊根満開』。試飲と言ってもこんなにも飲ませていただけたんです。帰りも「天橋立・伊根ライナー」を利用すると、こうやって一緒に行ったみんなでお酒も楽しめるのも良いですよね!
その他にも、こんなお酒も試飲させていただき、
お土産に一本買って行くことに
散策はまだまだ続きます!
続いて向かった先に待っていたのは、網漁体験。漁師町だからこそできる体験に、うきうきしながら移動します。
網漁で使うのはこちら
この網の中に、魚のアラや頭を入れて家の前の海に浸けておくのだそう。数日後、網の中を見てみると...魚がかかっているという仕掛け漁。
ガイドさんが仕込んでくれていた網を上げてくれました
この日は大漁!3匹もかかっていました
もうひとつの網は残念ながら収穫無し...
採れた魚も体験の特典として、持ち帰ることができるそうです。(WebLeafスタッフはこの日の夕食に、煮付けにしていただきました)
これにて「舟屋ガイドとめぐるまるごと伊根体験」は終了。
伊根町の中でも、今回は平田地区を散策した「舟屋ガイドとめぐるまるごと伊根体験」。約90分の体験でさくっと、でも要点をまとめて伊根町の様子を知ることができましたが、間近に見える夕陽や、真上に見える8月末の花火大会など、どこにも変えられないここだけの絶景がまだまだあるとのこと。ガイドさんのお話を聞いているともっともっと好奇心が湧いてきました。次は泊まって伊根で過ごす一日を満喫したいですね。
■ 舟屋ガイドとめぐるまるごと伊根体験
場所/伊根浦公園(京都府与謝郡伊根町平田494)よりスタート
体験時間/約90分(10:15〜11:45、13:00〜14:30のどちらかを選択)
料金/大人2,300円、未成年(小学生以上)1,800円、小学生未満無料
申し込み/伊根町観光協会(TEL. 0772−32−0277)にて事前予約を。
そんな伊根町にも新しいニュースが!4月11日(火)に伊根町観光交流施設「舟屋日和」がオープンしたそう。コーヒーやランチを楽しめる[イネカフェ]や、鮮魚と地酒を味わえる[鮨割烹 海宮]が並ぶ立ち寄りスポットに。フリースペースや伊根の情報が集まる案内所にもなっているようです。
イネカフェ
(画像提供/株式会社 Sabai)
鮨割烹 海宮
(画像提供/株式会社 Sabai)
新スポットも誕生した伊根町。夏になるにつれ、ますます注目度も上がりそうです!
TEL. 0772-32-1700
京都府与謝郡伊根町平田字593-1
[イネカフェ]10:00〜17:00
[鮨割烹 海宮]11:30〜15:00、18:00〜22:00
水曜休
前編・後編と2回に渡ってご紹介した「天橋立・伊根ライナー」を活用した京都北部散策。魅力的なスポットがありすぎて...全てご紹介できないのが残念です。。こんなにもたくさんの魅力溢れる天橋立・伊根へは、京都駅から直行の高速バス「天橋立・伊根ライナー」に乗って行ってみてくださいね!
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■「天橋立・伊根ライナー」の予約
丹海海陸交通株式会社予約センター
TEL. 0120-15-8814(8:45〜18:45)
まで予約を
丹海海陸交通株式会社 公式サイト
http://www.tankai.jp/
■「海の京都」の観光情報
海の京都DMO
(一般社団法人 京都府北部地域連携都市圏振興社)
TEL. 0772-68-5055(平日9:00〜17:00)
海の京都 公式サイト
http://www.uminokyoto.jp
※こちらの記事は、「海の京都DMO」のスポンサーのもと、公開しております。