[PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭 2015]にいってみた!
- 2015/3/12(木)
- 京都・イベント
多くの文化遺産が残る京都では、毎年様々な展覧会などが実施されていますよね。
今回は、この春大注目!京都で初めてとなる大規模な現代芸術の国際展[PARASOHIA(パラソフィア)]に行ってきました!
ここ最近、京都市内でこんなポスターを目にされている方も多いのではないでしょうか?
そもそも、[PARASOHIA: 京都国際現代芸術祭 2015]って何?と思っている方に簡単にご紹介しますと...
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・ 世界の第一線で活躍する全40組45名、21の国と地域の作家が参加する京都で初めてとなる大規模な現代芸術の国際展
・ 2015年3月7日(土)〜5月10日(月)まで65日間の開催
・ 京都市美術館、京都府京都文化博物館など、歴史ある建物が現代芸術で埋め尽くされる今までにない空間が出現
・京都市美術館にはお花見がてら立ち寄れるカフェやブックショップも設置
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と、国内外で注目されるイベントとなっています。
3月6日(金)の内覧会では、主要会場となる京都市美術館に行ってきました。
京都市美術館
入口からアートな世界がはじまっています
今回出展された国内外で活躍する多くの作家は、事前に京都を訪れ、リサーチを行ない、そこから生まれたインスピレーションを表現しているそうです。
美術館を入ってすぐ、1階大陳列室には北京オリンピック開会式の花火の演出などで知られる蔡國強の高さ15mにも及ぶ迫力の竹性の塔の作品がお出迎え。
飾られている大量のオブジェは京都の子どもたちが作ったもの
奥へ進むとジャン=リュック・ヴィルムートによる、鑑賞者も参加型の《カフェ・リトル・ボーイ》が登場する。原爆投下で大きな被害を受けた広島市立袋町小学校西校舎の外壁に残された被災者のメッセージから着想されたこの作品は、作品空間に入った鑑賞者も壁面や机にメッセージを書き込むというものになっている。
誰かの書き込みに応えるなど、その書き込み一つひとつが作品の一部に
さらに進むとアリン・ルンジャーンの2013年ヴェネツィア・ビエンナーレ以降も進化を遂げる、彫刻インスタレーションとビデオとで構成される作品《Golden Teardrop》が登場。
タイの伝統的な砂糖菓子「トーン・ヨート」(金の滴)を使っている
また、多くの作品を鑑賞すると意外とエネルギーを使ってしまうこともあって、この機会に特別に設置された[% ARABICA 京都(アラビカ キョウト)]に立ち寄るのもおすすめ。
日本初の出店は京都の観光地としても人気の[八坂の塔]の近く
紹介したい作品はたくさんあったのですが、やがりここはわざわざ足を運んで見てほしい!ということで、ぜひご自身で訪れて、見て、感じて、さまざまな想いをめぐらせてみてください。
■PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭 2015
開催期間:2015年3月7日(土)〜5月10日(月)まで65日間
会場:京都市美術館、京都府京都文化博物館などの主な会場に加え、鴨川デルタ、堀川団地、大垣書店烏丸三条店(ショーウィンドー)、京都芸術センター、京都BAL、河原町塩小路周辺
チケット:
[当日券]一般 1,800円、大学生1,200円、70歳以上1,200円
[団体券(10名以上)]一般 1,500円、大学生1,000円、70歳以上1,000円
[パスポート]一般 6,000円、大学生4,000円、70歳以上4,000円
※高校生以下および、18歳未満は無料
※障害者手帳をお持ちの方は介助者1名まで無料
※パスポートは全会場で会期中何度も利用可
詳しくは、
PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭 2015公式サイトをチェックしてくださいね!