生誕100年 南桂子展 銅版画―静寂の線がつくる世界
「マロニエと少女」 1975年 (銅版画) 群馬県立館林美術館蔵
版画家・南桂子(1911-2004)は、富山県射水郡(いみずぐん)下関(しもぜき)村(現在の高岡市中川)に生まれ、高等女学校時代から詩作や絵画制作に興味を持っている少女だった。戦後になり東京に出て童話や油絵を学び、後の夫となる浜口陽三と知り合い、銅版画を始め、1954年、ともにフランスのパリに渡り、その後も長い年月をお互いに支えあいながら制作を続ける。1982年、長年過ごしたパリから温暖な気候をもとめてアメリカのサンフランシスコに移り、1996年に帰国するまで、およそ40年余りを海外で生活し、制作を続けた。その間に生み出された銅版画には、ひとつひとつに清澄な詩情が満ち溢れ、見るものをその世界に引き込こんでいく。本展では少女や木や鳥をモチーフとした淡く繊細な表現による独自の深い魅力を紹介し、日本でも高い人気を博している版画家・南桂子を浮き彫りにしていく。
●生誕100年 南桂子展
会 場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
会 期:開催中~4月24日(日)
開館時間:10:00~20:00(最終日〜17:00)※入場は閉館30分前まで
入館料 :一般700円、高・大学生500円、小・中学生300円
■問い合わせ/ジェイアール京都伊勢丹(大代表) TEL075・352・1111
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