リーフ京都:京滋ジャーナル

May
23

平間至作品展 田中泯 場踊りItaru Hirama "Min Tanaka - Locus Focus -"

hirama-minato.jpg本展は、ミュージシャンやアイドルのポートレートと平行して、故郷・宮城県塩竈市とそこに住む人々をとり続けてきた写真家平間至が、舞踏家田中泯氏の2006年からの主な活動である「場踊り」を塩竃にて撮影した写真展です。

カラー作品1点を含むモノクローム写真35点と、撮影の様子を映したドキュメンタリー映像を展示する、塩竈、東京に次ぐ京都巡回展です。

 学生時代に田中氏の踊りに強い衝撃を受けた平間は、20年の後、映画「メゾンドヒミコ」の写真集製作で田中氏と邂逅します。その時氏は、劇場空間を離れ、「場所で踊るのではなく場所を踊る」表現、「場踊り」を始めていました。各地を旅して踊る田中氏を塩竈に迎え親交を深めたことにより、今回の「場踊り」は実現しました。

 海岸、断崖、古い家屋、木々、神社の石段、松、雨、影。塩竈の地と呼応する田中泯氏の舞踏と、カメラを構え向き合った平間は、闇の中にたった1人でいる自分を感じたと言います。そして、田中氏を撮影した時間を指し、ひとつの無限の闇を撮っていたと言い表しました。

「泯さんに向き合おうとすればするほど自分と向き合わざるを得なくなった」と語る平間は、田中氏の存在に導かれるように、生まれ育った故郷と自分自身の中に、新しい未知なる領域を見いだしたのではないでしょうか。かたや自身を捉えた写真を見た田中氏は、自分の姿や風景を四角く切り取って完結させるものではなく、四方に終わりなく広がっていく方向性を感じさせると応えました。

 今まで目に写してきた風景も、体を預けてきた表現方法も、全く違う二人の表現者の接点の場となった塩竈。そこで生まれた作品は、京都の地においてどのような「場」を生み出すのでしょうか。
是非ご来場ください。

■展覧会概要
展覧会名/平間至作品展 田中泯「-場踊り-」
会期/2008年5月17日(土)-5月28日(水) 会期中無休
開館時間/平日13:00-20:00  土日祝12:30-20:00 (最終日は17:00まで)

■関連トークイベント&サイン会
日時/2008年5月22日(木)17:30開場 18:00スタート 
ゲスト/平間至  入場料:500(1drink)
主催/art project room ART ZONE事務局
協力/フォト・ギャラリー・インターナショナル、平間至事務所、AAT
会場/art project room ARTZONE

◇お問い合わせ◇
art project room ARTZONE
住所/京都市中京区河原町三条下ル一筋目東入る大黒町44VOXビル1・2階
TEL & FAX/075-212-9676

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