
「ハーブで心もカラダもHAPPYに!」を合い言葉に、今年は様々なイベントを開催。例えば、Leaf読者限定のオリジナルハーブメニューを堪能できたり、実際にハーブ園へ行ってハーブを育てたり、Leaf本誌で活躍中のシブヤ メミさんの教室でハーブの基礎知識を学んだり…。ハーブを上手に生活に取り入れて心もカラダもHAPPYになる、それが「HAPPYハーブ」企画。イベント内容はWeb上にUPされるので、どしどし応募してね! また、誌面で紹介しきれないイベントのウラ側やハーブ園の活動記録、ハーブ教室のこぼれ話などもUPしていく予定なのでお楽しみに!
「ワインはたくさん種類があって選び方がわからない」「ワインは奥が深すぎて難しい」と一歩を踏み出せなかった方にこそ参加してほしいホテルグランヴィア京都のフレンチレストラン「ラ・フルール」のワインセミナー。ホテルソムリエ米塚和俊氏が初心者の方でも気軽にワインを楽しめる方法を優しく丁寧に伝授します。美味しいワインとフランス料理を楽しみながらワインの奥深さを感じる絶好の機会とあって、ワイン愛好家の間で注目度が上昇中!

今回のテーマは白ワインの知名度が高いドイツワイン。冷涼な気候で育つ高貴白品種「リースリング種」はドイツワインを代表する品種で、「ドイツワイン=リースリング」として定着しています。豊かな酸味とフルーティーな香り、さらに糖度が上がるまで収穫時期を遅らせる製法が特徴的。

ドイツワインは、ドイツワイン法に従い、ブドウの熟成度によって品質等級されています。「QmP」と呼ばれる肩書き付き高級ワインはフランスの「AOC」に相当し、糖度の高いブドウから造られ、補糖は禁止されています。また、収穫時のブドウの糖度によって、カビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼ、ベーレンアウスレーゼ、アイスヴァイン、トロッケンベーレンアウスレーゼの6段階に分類されます。

ドイツワイン産地は13の限定生産地域に分けられていますが、今回はモーゼル地域とラインガウ地域をピックアップ。モーゼル地域の「シャルツホーフベルガー」は、畑名だけで表示することを許可されている偉大なブドウ畑で、米塚氏も注目しているのだとか。ラインガウ地域は、鷲のマークでお馴染みのドイツ国営醸造所で造られる「シュタインベルガー」が有名。また、モーゼルワインは緑色の瓶、ラインガウワインは茶色の瓶が使われています。

ドイツワインの知識を習得した後は、お待ちかねのワインと料理のマリアージュを楽しむ時間。最初のワインは、ドイツのスパークリングワイン「ヴィラ・ヴォルフ・ゼクト」。

すっきりとした酸味とミネラルの風味が口の中に広がるバランスの良い辛口スパークリングワイン。主に、リースリング種を使用。

爽やかなスパークリングワインに合わせたアミューズは「冷製オマール海老の茶碗蒸し」。オマール海老の濃厚なエキスがたっぷり入った茶碗蒸しに、エストラゴンの泡ソースをふんわりのせて。さらに、茶碗蒸しの中に角切りしたオレンジとセロリを忍ばせて、香りと食感を一度に楽しめる仕上がりに。

続いて、白ワインはモーゼル地域から「ローゼン・リースリング・QbA・トロッケン 2010」。モーゼルのリースリング特有のフルーティーな香りとシャープな酸味がしっかり表現されている、飲み心地の優しい味わいが特徴。りんごのような甘酸っぱさが残ります。

さらに、ラインガウ地域から「ソヴァージュ・リースリング・QbA・トロッケン 2010」。青りんごのような爽やかな香りを持ち、ほのかな苦味のバランスが素晴らしいワイン。舌の両脇をプチプチと刺激するりんご酸のきりっとした酸味は、上質なドイツワインの証です。

モーゼル地域とラインガウ地域はリースリング種の名醸地。従って、モーゼルワインとラインガウワインはドイツワイン入門には欠かせない定番のワインなのです。

続いて、「ハリイカのポワレ」。タマランの酸味とクミンの香りが効いた異国情緒いっぱいのソースが、イカとよく合います。細かく砕いたヘーゼルナッツを散りばめて。

続いて、参加者から「マンゴーを衣につけて揚げるなんて!」と、驚きの声をあがった料理「マンゴーのフリット」が登場。熱々の衣からとろけるマンゴーは斬新な美味しさ。コリアンドルとヨーグルトの爽やかなソースには、隠し味としてカレー粉をプラス。大原産の春菊を添えて。

そして、赤ワインと相性抜群なメインディッシュは「仔羊のバスク風」。「バスク風」とは、スペインとフランスの国境近くで食べられるトマトやピーマンを煮込んだ郷土料理で、卵黄を加えてマイルドな味わいに仕上げています。仔羊の上にのせたパンチェッタが旨みをさらに引き出します。ナイフを入れると、ジューシーな肉汁が溢れる美しいロゼ色の断面にうっとり!

今回は特別に、仔羊に合わせて赤ワインが振る舞われました。フランス・ボルドーの五大シャトーのひとつ「シャトー・ムートン・ロートシルト」がチリで生み出した赤ワイン「マプ・レセルヴァ・メルロ 2010」。メルロ種独特のふくよかな果実味とやさしいタンニンが全体を包みます。冷涼な気候であるドイツは赤ワインの生産量が少なく入手が困難な為、今回は特別はチリワインをサービスで提供。

仔羊料理に合わせた赤ワインは少し冷やしていただきます。室温だと味がぼやけた印象になってしまうことから、ソムリエが飲み頃温度をしっかりチェック。「仔羊を最高の状態で、ワインを美味しく飲んでもらいたい」というソムリエの心遣いが感じ取れます。

最後に、デザートは「サフラン風味のクレームブリュレ」。エレガントな色香を感じると同時に、濃厚な甘みが舌の上ではじける小悪魔的なデザート。
次回、第11回は2月9日(木)、13日(月)の開催です。テーマは「イタリアワイン」。ワイン好きの方なら誰でも参加可能な月2回のワインセミナーを実施しています。ホテルグランヴィア京都のホームページにも基本情報がありますのでチェックしてください。
